Loading...

amazarashiから感じる鬱々しさと文学性

青森で結成されたロックバンド、amazarashiの新曲「フィロソフィー」が期待を裏切らず安定のamazarashiの良い味の出ている曲となっている。

そんなamazarashiの事をこの記事では紹介したいと思う。

f:id:kabenoko:20171203204545p:plain

 

隠された素顔と強いメッセージ

youtu.be

私が一番最初に知った、amazarashiの曲『季節は次々死んでいく』はアニメ版東京

喰種(トーキョーグール)のタイアップ曲だ。

MVがなかなかにグロい。しかもスプラッター等にある直球のグロさではなく、ほのかに気持ち悪いと思うグロさ。

そんないやらしさがあるグロさを感じざるおえないMVなのだけど、なぜかこのamazarashiの声がマッチしていて、人間が生きて行く上での泥臭さのようなものがこのMVから伝わって来る。

しかもamazarashiは私が知っている限りではMVで素顔を見た事がない。

昔からメジャーシーンでのバンドって結構顔とかルックスも人気の要因の一つとなる場合が多い思うのだが、amazarashiはそのセールスアピールをして来ない。

ルックスを出すのではなく、MVでの作品性に注力している。

だからこそ、彼らの強いメッセージの力強さと直球の曲の良さが伝わって来る。

拝啓 忌まわしき過去に告ぐ 絶縁の詩

最低な日々の 最悪な夢の 残骸を捨てては行けず ここで息絶えようと

後世 花は咲き君に伝う 変還の詩

苦悩にまみれて 嘆き悲しみ それでも途絶えぬ歌に 陽は射さずとも

amazarashino「季節は次々死んでいく」より歌詞の部分抜粋。

メッセージ性が強いんじゃあ、ある種の文学の小説のように聴く人によって感想が変わるような文学小説読んでるような感覚になる。

このセールスアピールとメッセージを伝えるという事に焦点をおいている点はある種の音楽のあるべき姿だと思うね。

あとなんか初期の顔を出さないっていう部分において、初期の相対性理論とBEAT CRUSADERS、MAN WITH THE MISSION. FACTを思い出しますね。

ルックスという不純物を取り除いているからこそ曲に集中できるし、その神秘性にまた惹かれる。

 

個性あるボーカルことamazarashiなのだ

youtu.be

そしてamazarashiの新曲「フィロソフィー」を聴いて思う。

この声って今まで聴いた事あります?

私は自分自身の浅い記憶を探してもこの声質の人に会った事もないし、この声で歌われる曲も聴いた覚えもない。

今までにない情報がamazarashiには含まれているからこそ私達の頭amazarashiという存在が刻まれるのだなあと思う。

amazarashiってどういうバンドに似ているの?て質問されて、答えられます?

私は答えられないですわ。

そしてこの新曲「フィロソフィー」もamazarashiがブレがない。

ちなみに「フィロソフィー」とは「哲学」という意味らしいです。

相変わらず、文学性とメッセージ性が強い。

 

amazarashiって90年代から2000年代に流行した鬱ロックの変化系なのでは?

この時代に一部で流行していたSyrup16g, ART-SCHOOL,THE NOVEMBERS, Pegmap,butter butter,といった鬱ロックというジャンル。

私も例にもれず聴いていたのだけど、amazarashiにはその匂いから感じられる。

そして調べてみたところ、どうやらamazarashiも鬱ロックという認識を一部では持たれているらしい。

だけど、amazarashiの面白い所って、そこに文学性が入る事でストーリーを感じる事で、良い意味で現実とリンクしすぎない部分にあると思う。

それを考えるとamazarashiは新しい鬱ロックなのだ。

素晴らしい。amazarashiにはこのままブレずに突き進んで欲しい。

この記事を読んで聴いてなかった人は一度是非聴いてほしい。

好き嫌いは分かれると思うけど、好きな人はとことん好きだと思う。

パクチーみたいな感じっす。

 

それでは。

フィロソフィー

フィロソフィー