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映画6才のボクが、大人になるまで。は何を伝えたかったのか【感想・レビュー】

6才のボクが、大人になるまで。(原題:Boyhood)は近代の映画史に残る意欲溢れる映画だったと今でも思う。

何が意欲溢れているのかというと2002年から2013年までもの間役者を変えずに撮影をし完成させたという事。そしてその映画は大成功といえる結果を残せた事が映画史を残るだけの作品といえる所以だと思う。

そんな映画6才のボクが、大人になるまで。のレビュー記事となります。

※ネタバレを含みますので、読む方はご注意を。

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ストーリー

両親が離婚している6才のメイソンJr.は、姉サマンサとともに、母親オリヴィアの故郷ヒューストンに引っ越すことになる。バンド活動にうつつを抜かす父親メイソン・シニアは、曲作りのためにアラスカ州に旅立ったものの、結局アメリカ本土に舞い戻り、定期的に子供達と会うようになる。

オリヴィアは職を得るために大学で心理学を学ぶが、そこで教授のウェルブロックと再婚し、教授の2人の連れ子と共に6人の生活が始まる。だがウェルブロックが酒を飲んで暴力をふるうのを見て、オリヴィアは子供2人と家を飛び出す。オリヴィアは大学の教職に就き、メイソン・シニアは恋人と再婚し、赤ん坊も生まれる。

メイソンJr.は思春期を通して、反抗期や失恋を経験し、やがて写真撮影に没頭するようになる。家を出て、大学の寮に入った日、メイソンJr.はルームメイトたちとビッグ・ベンドにハイキングに行く。

出典:Wikipedia

 映画の最初はメイソンJr.が六歳の時から始まります。冒頭のシーンではCold Playの楽曲Yellowが使われたり、The HivesのHate To Say I Told You Soが使用されていたりと中々にテンション上がるものがありますね。ちなみにその当時の人気だった曲を使うことでこの映画の時代背景をより映しているみたいです。

引用に書かれているストーリーが大まかに説明しているので、ストーリーの詳細部分は自分自身で確かめて欲しいし、ストーリー書いてもあまり意味がないので早いとこ感想書きます。

 

映画6才のボクが、大人になるまで。は何を伝えたかったのか

はい、タイトルにも書かれている本題でございます。

映画を観た方だとわかるかと思うのですが、通常の映画よりも派手なシーンは明らかに少ないです。

確かに様々な出来事は起こりますがそれが大きな事件に繋がるような事はないし、解説をしろといわれても難しい映画なんですが、それでも主役のメイソン.Jrを軸に出来事は小さいながらに起きているのです。

そういった出来事は普遍的でありながら小さな波のようにメイソン.Jrを成長させていき周りも変わっていく。それこそがこの映画の醍醐味なのではないでしょうか。

特にメイソンJr.だけではなく、周りも変わっていたのだと最も実感したのはメイソンJr.が大学の寮に入る為、家を出る際に母親の発言で今まで自分が送ってきた人生が間違っていたと後悔をしたような発言と「人生はもっと長いと思った」という台詞に胸を打たれるし、メイソンJr.だけが変わっていたのだけではなく周りも変わっていたのだと改めて気付かされる名シーン。

そして最後の台詞

「どうしてみんな、いつも一瞬を逃すなと言うのかな?」

「私はなぜだかそれを逆だと考えてしまうの。一瞬が私たちを逃さないって。」

「分かるよ。時間は途切れない。一瞬は常に今ある時間のことだ」

この台詞の為に映画が作られたとも思えるしそれほどこの台詞に集約をしていると思う。

そこで私なり考えたかったのはこの映画では普遍的な中にも変化と成長あり、そして大きな出来事が無くても瞬く間に時間は流れていてるのだという事を伝えたかったのではないかと勝手に解釈しました。

という訳で6才のボクが、大人になるまで。は良い映画なので是非観てもらいたい。

 

それでは。