神聖かまってちゃんは私たちの代弁者だった

神聖かまってちゃんは私たちの代弁者だった

2000年代に急速を頭角現してきたバンド、神聖かまってちゃん

彼らのデビューは衝撃的でもあったし、プロモーションも含めて私たちの斜めの上をいく事を常にやってきた。

そんな神聖かまってちゃんは今でも素晴らしい曲を作り続けている事を知ってほしい。

神聖かまってちゃんとは

2008年結成されたバンドで、当時はニコニコ生放送等のオンラインでの活動をしていたバンドでした。

当時はボーカルの「の子」が過激な放送をしていました。

同時にニコニコ生放送人気が絶頂期にあり、多くの人がニコニコ動画、もしくはニコニコ生放送で彼らの存在をしったのではないでしょうか?

インディーズ感が凄かった音源

自作のPVに、おそらく全てエンジニアも使わず自主で録音をしたであろう曲。

完全なDIYであり、今聴き返すとチープな感じが否めない。

だけど、それがインディーズなのだと納得してしまう。

曲も歪み掛かっているし、音圧が出ている訳でもなく綺麗に纏まっている訳でもない、それが逆に衝撃だった。

「の子」という奇才、神聖かまってちゃんというバンドを知らしめたのだ。

「友達を殺してまで。」こそロックロールだろ

そんな神聖かまってちゃんからリリースされた、1stアルバム「友達を殺してまで。」

初期衝動の塊みたいなアルバムです。

私達が10代〜20代で経験をしてきた、憎悪や鬱屈とした気持ちは見事に神聖かまってちゃんは代弁をしてくれた。

だけど、収録されている「23才の夏休み」を聞くとあの頃のあの頃にいた自分がとても煌びやかでノスタルジーな気持ちにもさせてくれたのだ。

「夕方のピアノ」を聴くと、彼らにはなれないと思う

兎に角聴いてほしい、歌詞が過激すぎる。

よくこの曲をシングル出したな。どっか偉い人に怒られちゃうよ、けどそれをものともしないのと思ったし、それが取り上げられてもきっと私含めて、リスナーのほとんどはそれがロックンロールだと思っただろう。

ロックンロールなんてそんなもんだよ、厨二病をくすぶってくれる。

そうして皆んな大人になっていく。

正常ではいられない

私が一番好きなライブ動画です。

これオープニングアクトなんだぜ?

感情むき出し、盛り上がればライブじゃないんだよ、心に打たれるものを感じないですか?

ロックだろ?

まさかのシフトチェンジ

これ知った時はつらいわって思いました。

あのギラギラの神聖かまってちゃんは演技だったのかい?

去勢された猫みたいになっちゃったよ…。

BBクイーンってちびまる子ちゃんやん⁉︎

その枠狙ってどうするの?

そんな事ばかり考えてました。

そうして神聖かまってちゃん聴くのをやめてしまった。

だけど、今改めて聴くといい曲ですね。歳を重ねたせいだろうか。

神聖かまってちゃんは帰ってきた

今年リリースされた曲です。

あの頃のギラギラした感じとは違う。

だけど煌びやかな曲だ、まるで初めて知った時の神聖かまってちゃんを思い出してしまう。

シューゲイズが神聖かまってちゃんというフィルターを通して昇華されている。

私が思うに、意外と音楽って娯楽の作品であるからこそ、シビアに見られる所があると思います。

今まで、好きだったアーティストが期待外れな作品を出してきたら、意外とすぐに聴くのをやめてしまったりする。だけど、もう一度振り返ってそのアーティストを聴いてほしい。

その良さが少なくとも神聖かまってちゃんには詰まっているのだから。

それでは。